債務整理する前に!自分でできる借金の返済計画とは?
何もしないでやみくもに返すより、返済計画を立ててコツコツ返していった方が、効率的に借金を完済できます。
借金の返済計画を立てるコツ
返済計画というとちょっと大げさですが、大切なのは「いつまでに、どこに、いくら返すのか」、という事実を把握すること。そうして整理した情報に合わせて返済の優先度を付けたり、節約したりといったことをすればいいのです。
そのためにおすすめな方法をいくつか紹介します。
借り入れ先をリスト化する
まず行いたいのが、借り入れ先のリスト化です。それぞれの借金の金額や、返済期間、金利、返済日などをわかりやすく表にまとめておくと、将来の見通しが立ちますし、専門家に相談するときにも役立ちます。
また、ゴールへの道筋は、可能な限り見える化しておいた方がモチベーションにも繋がります。
返済する借金に優先度をつける
借金はすべて返済しなければならないものです。しかし、優先度をつけて計画的に返済していくことで、多少なりとも負担を軽くすることができます。
優先度の基準は、金利。高金利のものを優先して追加返済していけば、無計画に返済を続けるよりも確実に負担は軽くなります。
家計簿をつける
これは、節約のためにぜひやっておきたいことの1つです。
何にどのくらいの金額を使っているのかを知れば、自然と無駄使いを控えるようになります。
また、単純に消費を我慢するだけでなく、返済のために確保したい金額から逆算して、どのくらい自分のために使えるのか、ということも把握できるようになります。
心にも余裕が出てきますし、生活にもメリハリがつきます。
借金をまとめる
合理的に借金を返済する方法として知っておきたいのが、おまとめローンです。おまとめローンとは、一言で言えば複数の借金を完済するためのローンのこと。例えばA社・B社・C社からそれぞれ借金があった場合に、D社から新たに借り入れをしてA社・B社・C社の借金を返済するイメージです。
複数のローンを1本にまとめることで手続きが楽になりますし、金利の低いおまとめローンを使って、高金利の借金を完済してしまえば、実質的に借金の金利を現在より下げることができます。
専門機関への相談も大切
自身で返済計画を立てることも大切ですが、それ以外にもぜひ活用してほしいのが、弁護士事務所や司法書士事務所といった専門機関。
借金問題のプロフェッショナルだけに、個人だけではどうにもできない範囲の助言をしてもらうことができます。返済計画のサポートだけでなく、場合によっては借金の減額も見込めます。
無料相談を受け付けているところも少なくありませんので、借金問題に悩んでいるならぜひ活用してみることをおすすめします。